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国際
2018年9月28日 6:51

米・ポンペオ国務長官 制裁措置継続を強調

アメリカのポンペオ国務長官が27日、国連の安全保障理事会に出席し、北朝鮮が完全な非核化を実現するまでは、制裁措置を緩めないと強調した。

制裁を緩めるのはまだ早いと主張するアメリカに対して、すでに北朝鮮の対応は十分で、今すぐに緩和すべきとするロシアなどと、立場の違いが鮮明となった。

安保理は27日、北朝鮮の核問題を議題とする外相級会合を開いた。ポンペオ長官は、自らが北朝鮮を訪れ、2度目の米朝首脳会談に向けた調整を加速する考えを示す一方、北朝鮮への制裁措置は緩めないと強調した。

アメリカ・ポンペオ国務長官「北朝鮮の最終的な非核化が達成され、完全に検証されるまで、北朝鮮への国連安保理(制裁)決議を完全に履行するのが我々の責任だ」

ポンペオ長官はまた、ロシアなどが海上で不正に積み荷を渡す「瀬取り」を行っている事を念頭に「違法な行動をやめるべきだ」とけん制した。

これに対して、ロシアのラブロフ外相は、北朝鮮の非核化に向けた対応に前進があったと評価。中国と共に、制裁を緩めるべきだと主張した。

一方、国連総会に参加している北朝鮮の李容浩外相は姿を見せなかった。李外相は、29日に国連の場で演説を行うものとみられていて、どのような言葉で非核化に対する姿勢を語るのか注目される。