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国際
2018年11月17日 12:09

習近平氏 米念頭に“保護貿易主義”を批判

17日からAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議がパプアニューギニアで開幕する。開幕を前に中国の習近平国家主席が演説を行い、アメリカを念頭に保護貿易主義を受け入れるべきでないと批判した。

今回の首脳会議は自由貿易体制の維持に向け各国が協調できるかが焦点だが、習主席は保護主義を進めるアメリカを繰り返し批判した。

習主席は演説で、トランプ政権を念頭に「保護主義、単独主義は世界の経済成長に影を落としていて、受け入れるべきでない」とけん制した。その上で、「国際社会は力が強いものが決めるのではなく、異なる意見は交渉で解決するべきだ」と強調した。

さらに、「人類はいま十字路にさしかかっていて、協力か対抗かを選ぶべきだ」と各国に呼びかけた。

アメリカを強くけん制した習主席は16日、看板政策の「一帯一路」構想を通じて太平洋の島国に約330億円のインフラ投資などを行うと表明している。中国としては地域での影響力を強化する狙いがあるとみられるが、今回の会議でこうした動きに懸念を示す日本やアメリカが連携し、中国をけん制できるかどうかも注目される。