中国政府 フランシスコ教皇死去に“哀悼の意”
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の死去を受け、中国政府は22日、哀悼の意を示しました。
フランシスコ教皇の死去を受け、中国外務省は22日の会見で「哀悼の意を表明する」と述べました。
中国とバチカンはキリスト教徒に抑圧的な中国政府の宗教政策をめぐり長年対立してきましたがフランシスコ教皇は在任中、中国とバチカンの関係改善に取り組んできました。
中国外務省は会見で「近年、中国とバチカンは建設的な接触を続け、有益な交流を行ってきた」とフランシスコ教皇の業績を高く評価しました。
一方で、バチカンはヨーロッパで唯一、台湾と外交関係を維持しており会見では「台湾地域への関与は一つの中国原則に違反する。関係国が歴史的な流れを理解することを望む」と従来の姿勢を改めて強調しました。
最終更新日:2025年4月22日 18:20