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国際
2019年6月16日 0:38

香港 条例改正延期でなく「撤回」求める声

香港で中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例改正の審議が先延ばしされることになった。しかし、市民からは「延期」ではなく「撤回」を求める声が上がっている。

林鄭月娥・行政長官「政府は条例改正案の先延ばしを決めたことを発表する。私たちは社会と対話し、説明に努め、社会の様々な考え方に耳を傾けていく」

香港の林鄭月娥行政長官は15日午後、会見で混乱を収拾する必要があるとして、条例改正の審議について、期限を設けずに先延ばしすると発表した。

中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例改正をめぐっては、反対する市民らと警官隊が衝突するなど、抗議運動が拡大していた。

香港市民「先延ばしではなく、徹底的に撤回することが香港の全市民の望みだ」

行政長官の会見から4時間がたったが、これまでの政府や警察の姿勢に抗議する市民が残り、歌を歌い続けている。

民主派団体などは、行政長官が市民による抗議運動を「暴動」扱いし続けていることや、条例改正を撤回していないことを批判していて、16日もデモを行う予定。