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国際
2019年6月20日 18:37

北朝鮮、国挙げ習主席を歓迎…中国の狙いは

中国の習近平国家主席が主席就任後、初めて北朝鮮を訪問している。

20日昼前に平壌入りした習主席の映像はまだ届いていないが、歓迎ぶりを伝える最新情報が入ってきた。

中国メディアによると、空港では金委員長を筆頭に党最高幹部がほぼ勢ぞろいして出迎え、両首脳が乗る車が平壌市内を通る際には沿道の数十万の人々の熱気で空前の盛り上がりをみせたと伝えている。

また、金日成主席らの遺体が安置され最高の聖地とされる錦繍山太陽宮殿前の広場で歓迎式が行われた。外国の指導者がこの場所で歓迎を受けるのは初めてだとしている。

こうした国を挙げての歓迎は、中国がこのタイミングで狙っていた効果のひとつ。来週、大阪で開かれる予定のアメリカ・トランプ大統領との首脳会談、ここでは貿易摩擦や新たに浮上した香港の人権問題など対立が深まるテーマがめじろ押しだ。習主席としては、北朝鮮という外交カードの効果を高めた上で米中首脳会談に臨むシナリオを描いているとみられる。