北朝鮮駆逐艦 “事故後”の衛星画像を米企業が公開
北朝鮮メディアが21日の進水式で「重大な事故が発生した」と報じた駆逐艦について、事故後とみられる様子を捉えた衛星画像をアメリカの企業が公開しました。
アメリカ企業が公開した23日に撮影されたとする衛星画像では、駆逐艦とみられる物体が青いシートのようなもので覆われているのが確認できます。
北朝鮮メディアは、金正恩総書記が出席して21日に行われた新たな駆逐艦の進水式で「重大な事故が発生した」と報じていました。韓国軍は、船体を横向きに押し出して進水させる「側面進水」で失敗したとの見方を示しています。
一方、北朝鮮メディアは23日、事故をめぐる本格的な調査が始まったと伝えました。
検察や専門家らによる調査で「当初の発表とは違い、船底に破損はなかったことが確認された」 とした上で、復旧には10日あまり掛かるとしています。
最終更新日:2025年5月23日 20:10