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露大統領、ウクライナ大統領の停戦命令支持

2014年6月23日 22:43

 ロシアのプーチン大統領は22日、ウクライナのポロシェンコ大統領が発表した停戦命令について支持する考えを表明した。

 プーチン大統領は、「停戦は疑いなく最終的な解決において重要な意味を持つ。停戦をしなければ何も合意することはできない」と述べ、ポロシェンコ大統領の停戦命令を支持した。一方で、停戦後もウクライナ軍側から攻撃があったと指摘。全ての戦闘の中止を求めた。

 プーチン大統領は21日にも声明を出しており、停戦はウクライナ政府と親ロシア派の妥協の達成に利用されるべきだとして、双方に対話を呼びかけている。ただ、親ロシア派は停戦に応じる構えを見せておらず、停戦が実現するかは不透明。