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国際
2019年10月6日 7:17

北・首席代表 米朝実務者協議「決裂した」

スウェーデンで開かれた北朝鮮の非核化をめぐる米朝実務者協議に臨んでいた、北朝鮮の金明吉(キム・ミョンギル)首席代表が5日、アメリカとの交渉が「決裂した」と明らかにした。

交渉を終え、北朝鮮大使館に入った金明吉氏は、アメリカが一切譲歩案を示さずに交渉に臨んだと強い不快感を示した。

北朝鮮 金明吉首席代表「時間も十分に与えたが、アメリカが手ぶらで交渉に出てきたことは、結局、問題を解決するつもりがないことを示している」

アメリカと北朝鮮との実務者協議は、日本時間の6日未明に終了した。北朝鮮の金明吉首席代表は、アメリカのビーガン特別代表と協議会場で、時折、笑顔を見せながら記念撮影に臨むなど、交渉は順調に進んだかに見えたが、協議後、報道陣の前に現れた金首席代表の表情は硬く、「交渉決裂は、全面的にアメリカの責任だ」などと強く非難した。

一方、ビーガン特別代表は協議の結果について報道陣に一切、答えることなく、早々に会場をあとにしている。

協議の決裂はあくまで北朝鮮側の主張だが、両国の主張に大きな隔たりがあったことは否めず、非核化交渉は先行き不透明感を増している。