イスラエル軍がガザ地区で大規模地上作戦 連日死者100人超、670か所以上を空爆か
イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ地区で新たに大規模な地上作戦を開始したと発表しました。さらなる犠牲者の増加に国際社会の懸念が強まっています。
イスラエル軍は18日、ガザ地区の北部と南部で大規模な地上作戦を開始したと明らかにしました。軍事作戦の拡大を表明した16日以降、連日100人を超える死者が出ていて、軍はこれまでにイスラム組織ハマスの拠点など670か所以上を空爆したとしています。
こうしたなかイスラエル首相府は18日、ガザ地区への人道支援物資の搬入を即時再開すると発表しました。ガザ地区では3月はじめからイスラエルによって人道支援物資の搬入が止められていて、深刻な飢餓や医薬品の不足が続いていました。
地元メディアは、ネタニヤフ首相が閣議の場で「アメリカからの圧力が高まっているため、即時再開が必要だ」と説明したと伝えています。
最終更新日:2025年5月19日 11:27