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ウクライナ 年内に“停戦完全履行”で一致

2019年12月10日 14:46

ウクライナ東部の紛争を解決するため、ロシアとウクライナに、仲介のドイツ、フランスを加えた4か国の首脳会談が9日、パリで行われ、年末までに停戦を完全履行することで一致した。

今回の会談は3年ぶりに行われたもので、親ロシア派の武装解除を求めるウクライナと、親ロシア派の支配地域での選挙などを求めるロシアとの間で行き詰まった和平プロセスを動かせるかが焦点となっていた。

会談では、両国が年末までに停戦を完全履行し、互いに拘束する捕虜を全員交換することなどで一致した。ただ、停戦後のウクライナ東部の扱いについては対立が解消しなかった。

ロシアメディアによると、プーチン大統領は「会談内容に満足している」と語ったという。