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国際
2019年12月16日 1:26

COP25閉幕 先進国と新興国の間に溝

地球温暖化対策について話し合う国連の会議COP25は、15日、温暖化対策の強化を各国に促すことで一致し、閉幕した。一方、パリ協定に必要なルールの一部で合意できず、先送りとなった。

スペインで開かれていたCOP25は、パリ協定が来年から実施されるのを前に、運用ルールなどについて会期を延長し、協議が続いていた。

15日の全体会合では、温室効果ガスの削減目標について、各国に可能な限り高い野心をもって引き上げを促すことを盛り込んだ成果文書が採択された。

一方、他国への技術供与により実現した温室効果ガスの削減分を自国の削減分とする際のルールについては、ブラジルなど新興国の賛同が得られず、先送りとなった。

異例の会期延長の中、各国が温暖化対策に結束した姿勢を示せるか注目されたが、先進国と新興国の溝が浮き彫りとなった。

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一方、小泉環境相は、今回の会議で、日本の石炭火力発電の抑制策に具体的なものがないと批判されたことについて、「日本に対する期待値はもともと高いから批判される。これからもしっかり国内の政策の調整を進める」と、引き続き抑制策の策定に取り組む考えを示した。

また、日本も温室効果ガスの削減量の引き上げにむけて、「政府内の検討、調整を重ねたい」と意欲を示した。