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国際
2020年1月27日 17:21

“新型肺炎”李克強首相、武漢視察し激励

中国では新型コロナウイルスによる感染が拡大し、死者は81人にのぼっている。

北京の国際空港は、数日前まで多くの人でにぎわっていたが、いまはぐっと少なくなった。実は27日から政府の指示で海外への団体旅行が中止されたため、多くのキャンセルが出ている状況。

空港に来た旅行客もウイルスの感染を強く警戒していて、27日午後、取材をしていると、大きなペットボトルを切り抜いてお手製のマスクを作っている人もみられた。

感染者数は、中国本土で2700人以上、死者は81人となっている。中国政府は、「ウイルスの感染力が強まっている」と発表していて、感染拡大は当面続くとみられている。

こうした中、李克強首相が27日、武漢を視察した。治療にあたっている医療関係者や新たな病院の建設現場などを訪れ、激励したという。事態の対応強化に向けて、中央政府がねじを巻いた形だが、感染拡大をいつ抑えられるのかは依然として不透明。

最高幹部が現地に入ることで、国民の間で高まる不安を抑えたい狙いもあるものとみられる。