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ロシアが合意守ることを願う~オバマ大統領

2014年4月18日 7:51

 ウクライナ情勢をめぐり関係する外相4人が一堂に会した4者協議が17日、初めて開かれ、暴力を自制することなどで一致した。この協議を受け、アメリカのオバマ大統領は緊急会見を行い、「協議で合意された内容をロシアが守ることを願っている」と述べた。

 オバマ大統領はまた、今後数日、ヨーロッパと連携してロシアの動きを注視し、もしロシアが合意に従わなければ、制裁に踏み出すとの姿勢を強調した。

 一方、ウクライナ東部のドネツクで州庁舎の占拠を続ける親ロシア派は徹底抗戦の構えを崩していない。今回の協議では、ウクライナ国内で不法に占拠されている建物の明け渡しで合意したが、新ロシア派「ドネツク共和国」の幹部はNNNの取材に対し、「首都キエフの広場から親ウクライナ派のデモ隊が撤退し、大統領代行などが辞任しない限り撤退するつもりはない」と話した。