ロシア大統領府 戦勝80年記念日、来月9日にあわせ一時停戦を宣言

ロシアのプーチン大統領は28日、来月9日の戦勝記念日に合わせた3日間の一時停戦を一方的に宣言しました。今月のイースター停戦が不調に終わっただけに、実効性が問われることになりそうです。
ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は28日、来月9日に予定されている第2次世界大戦の戦勝80年の記念日にあわせた、一時停戦を一方的に宣言しました。
停戦期間は、来月8日から10日の3日間、72時間で、ウクライナ側にも同調を求めました。
ただし、ウクライナ軍が停戦に違反した場合、ロシア軍は適切に対応するともしています。
また、「ウクライナ危機の根本原因を取り除くことを目的に、前提条件なしの和平交渉にのぞむ用意がある」とも表明しました。
今月20日の復活祭=イースターにあわせた30時間の一時停戦では、両国が相手の攻撃を非難し合い、不調に終わっただけに、今回も実効性が問われることになりそうです。
最終更新日:2025年5月4日 17:21