×

韓国の医学部オンライン試験 8割超が不正

2020年6月2日 15:30

新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が行われる中、韓国の大学の医学部がオンラインでテストを行ったところ、集団でカンニングをするなど、8割以上の学生が不正をしていたことが明らかになりました。

問題があったのは韓国・仁川にある仁荷大学の医学部です。大学の発表によりますと、3月と4月にオンラインで行われた基礎医学などの単位のテストで、学生の80%を超える91人が不正行為を行っていました。

韓国メディアによりますと、学生らはSNSで解答を共有したり、最大で9人が同じ場所に集まって一緒にテストを受けたりしていたということです。

不正を行った学生の大部分はテストで得点上位だったものの、大学側は全員を「0点」にし、ボランティア活動を命じました。

大学は「今後、不正行為の防止に最善を尽くす」としていて、今月末に予定しているテストは対面方式で行うということです。