×

バイデン大統領「日朝対話を歓迎」会談で 岸田首相“英語ジョーク”…豪華顔ぶれ晩さん会 YOASOBIも招待され…

2024年4月12日 6:17

■バイデン大統領「日朝対話を歓迎」と発言

藤井貴彦キャスター
「今回の日米首脳会談の注目点は、どこなのでしょうか?」

小栗泉・日本テレビ解説委員長
「ひとつ気になったのは、バイデン大統領が『日本が北朝鮮との対話を開始する機会を歓迎する』と言ったことです。素直に聞けば『日朝首脳会談を進めていいですよ』と聞こえますよね」

小栗解説委員長
「日朝首脳会談をめぐってはこのところ、金総書記の妹の金与正(キムヨジョン)氏が立て続けに談話を発表し、『日本が早期に会談したいと伝えてきている(3月25日)』、でも『拉致問題に固執すれば、首脳会談は首相の人気集めにすぎない(3月25日)』と言ったかと思えば、その翌日には『日本とのいかなる接触や交渉も拒否する(3月26日)』と言うなど、駆け引きともとれるやりとりに、さまざまな解釈がなされてきました」

藤井キャスター
「岸田首相は、金総書記との会談に意欲を示しているという状況ですね」

小栗解説委員長
「はい。それだけに11日の会談でアメリカにお墨付きをもらって、日朝首脳会談に踏み切るということなのか、日本の外務省関係者からは『このタイミングでバイデン大統領に支持してもらったら、岸田首相はこの先動きやすくなる』と期待感も示されました。ただ、金総書記と会談するとなれば、どんな拉致問題の進展が得られるのか、日本の戦略が試されます」

(4月11日放送『news zero』より)