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国際
2020年9月29日 18:45

まるで新宿?中国にそっくり街が出現、なぜ

中国に突如、日本の繁華街にそっくりな街並みが出現しました。日本語の標識や日本のアニメ関連の看板なども設置された、この街。実は“ある目的”のためにつくられたといいます。

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今月、中国・広東省の街に突如、日本の繁華街のような街が現れました。その名も「一番街」。まるで、新宿の歌舞伎町のような看板ですが、「六本木之丘」との表示。六本木ヒルズということでしょうか?

内部はいわゆる“カオスな状態”。エスカレーターに張られたちょっと色が違う銀座線の看板に…、日本のアニメ…っぽい、どこかおかしな看板だらけ。

都営バスのバス停のようなものもありました。東京には、同じ名前のバス停が確かに存在しましたが、時刻表など、ずいぶんと違う点も…。

また、夜になるとギラギラした電飾がつき、まるで日本の繁華街のよう。

観光客「日本にも中華街があるので、中国に日本の街があるのはいいと思う」

観光客には、日本へ行った気分になれると好評。しかし、日本円で6200万円かけたという看板やオブジェは、ほとんどが本家をそのままコピーしたようにも見えます。

著作権の問題は――?私たちが運営会社に指摘すると、運営会社は「もし問題があれば調整しますよ」と回答、何らかの対策を行うと答えました。

そこで私たちは29日、改めて街を訪ねました。すると、意外な出来事が。28日は毛利探偵事務所と書かれていましたが、さっそく別の看板につけかえられていたのです。さらに、NTTのマークがあったところも撤去されていました。

次々と始まった撤去作業。運営会社によりますと、この街をつくった理由は、SNSで影響力が大きい「インフルエンサー」と呼ばれる人たちの撮影拠点にしてもらう狙いがあるということです。今後、どんな変化を遂げるのでしょうか?