領土交渉より和平の実現優先…ウクライナとヨーロッパ各国がまとめた和平案提示 ロイター通信

ロイター通信は25日、ロシアとウクライナの和平交渉でウクライナとヨーロッパ各国がまとめた和平案を報じました。領土交渉より、和平の実現を優先し、アメリカによる安全の保証を要求しています。
ロイター通信によりますと、ウクライナとヨーロッパ各国がまとめた和平案は23日のロンドンでの会合でアメリカ側に提示されました。
領土問題については停戦成立まで議論を先送りするとしていて、アメリカによる「強力な安全の保証」を要求するとしています。
ウクライナ南部クリミアに対するロシア支配を認めるとしたアメリカ案との隔たりは大きく、交渉は難航が予想されます。
こうしたなか、イギリスのBBCはウクライナ・キーウのクリチコ市長が「ウクライナは平和のために領土を一時的に放棄する可能性がある」と述べ、ゼレンスキー大統領が和平実現のために「苦渋の決断」を迫られる可能性があるとしています。
最終更新日:2025年4月26日 0:46