犯罪組織拠点から救出の外国人、大規模移送を再開 ミャンマー国境地帯
ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点から、救出された外国人の大規模な移送が再開しました。
ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点からは、これまでに外国人7000人以上が解放されています。
タイ側の受け入れ態勢が整っていないことなどから、先週、中国人およそ600人が帰国して以降、大規模な移送は行われていませんでしたが、27日に84人のインドネシア人がタイ側に引き渡されました。
拠点の捜索を行った少数民族武装勢力「国境警備隊」によると、まだ多くの外国人がミャンマー側で留め置かれ、自力で帰国しようとした人もいたということです。
また、大半を占める中国人の引き渡しは27日から行われる予定でしたが、タイ、ミャンマー、中国の3か国での協議が必要だとして、来月4日に延期されたということです。
最終更新日:2025年2月27日 18:55