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国際
2021年1月13日 15:15

米国連大使の台湾訪問“政権発足”で中止に

“歴史的”となるはずだったアメリカの国連大使による台湾訪問が、バイデン政権発足の準備を理由に急きょ中止されました。今回の訪問計画には、中国政府が反発していました。

台湾政府によりますと、アメリカのクラフト国連大使は13日から15日までの日程で台湾を訪問し、蔡英文総統と会談するほか、「台湾の国連への参加」をテーマに講演する予定でした。

しかし、アメリカ国務省は、今月20日のバイデン政権発足の準備のため、今週予定していた閣僚の海外訪問をすべて取りやめると発表し、クラフト大使の台湾訪問も急きょ中止されました。

アメリカの国連大使が台湾を訪問すれば、中国の国連加盟に伴って台湾が脱退した1971年以降、初めてとなり、注目されていました。

台湾訪問の中止をうけて、中国政府は「アメリカと台湾のいかなる形での往来にも断固として反対する」とコメントし、台湾は中国の領土の一部とする「一つの中国」の原則を守るべきだと強調しました。