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国際
2021年1月16日 3:58

ロシア、領空開放条約からの離脱手続き開始

ロシアは15日、軍事活動の透明性向上のために、批准国が軍事施設を上空からお互いに偵察できる領空開放条約=オープンスカイズ条約から離脱する手続きを始めました。

オープンスカイズ条約をめぐっては、去年11月、アメリカがロシアの条約違反を主張し、正式に離脱していました。

ロシア外務省は声明で、「アメリカが離脱したことで、信頼と安全を強化する条約の役割が損なわれた。残る批准国には、条約維持に向けた提案をしたが受け入れられなかった」として、離脱手続きに入るとしています。

ロシア政府は、手続きが終われば批准国へ通告する予定で、通告から6か月後に正式に離脱することになります。

アメリカとロシアの間では、来月に期限を迎える新戦略兵器削減条約=新STARTも延長されるか不透明な状況で、国際的な軍縮の流れが後退する恐れもあります。

ロシアとしては来週、バイデン次期大統領が就任するのを前にアメリカ側にゆさぶりをかける狙いもありそうです。