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国際
2021年3月6日 6:00

国連特使、ミャンマー「深刻な人道危機に」

クーデターへの抗議デモが続くミャンマーで5日、デモに参加していた男性が警察に銃撃され死亡しました。

ミャンマーでは5日も各地で軍への抗議デモが行われ、治安部隊が市民らに発砲しました。

第2の都市マンダレーでは、デモに参加していた若い男性が首を撃たれ死亡しました。

一方、最大都市ヤンゴンでは、3日に死亡した男性の葬儀が行われ、父親が軍への怒りをあらわにしました。

死亡した男性の父親「成功するまでこの革命に参加するよう若者を励ましたい。私たちはすでに年をとっているので、若い世代を支援する」

国際社会が非難を強める中でも軍は強硬姿勢を変えておらず、ロイター通信によりますと、クーデター以降、少なくとも55人が死亡しました。

犠牲者の中には子どもも含まれ、ユニセフ(=国連児童基金)によりますと、今月3日の時点で少なくとも5人の子どもが犠牲になったということです。

一方、国連の安全保障理事会は5日、非公開の緊急会合を開きました。

ブルゲナー特使は、ミャンマー情勢が「深刻な人道危機に向かっている」と述べた上で、「団結した行動をすぐにとらなければならない」として、安保理の迅速な対応を呼びかけました。

会合後、イギリスの国連大使は、「暴力をやめるよう安保理がひとつの声を出せることが重要だ」としましたが、国連としての経済制裁など新たな措置については、「すべての安保理メンバーが合意できる行動をとる」と述べるにとどまりました。