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ロサンゼルス港の貿易量、来月3割以上減の見通し トランプ関税影響

2025年4月29日 10:21
ロサンゼルス港の貿易量、来月3割以上減の見通し トランプ関税影響

トランプ政権による関税措置の影響で、アメリカ最大の貿易量を誇るロサンゼルス港の貿易量が、来月には3割以上減る見通しとなりました。

ロサンゼルス港はアジア貿易の玄関口で、取り扱う量は全米1位です。港によりますと、去年1年間のコンテナの取扱量は過去2番目に多いおよそ1030万個で、このうち、中国との貿易が4割以上を占めたということです。

しかしことしはトランプ関税による中国との貿易摩擦が激化。その影響で、来月には港の貿易量が3割以上減る見通しとなりました。

ロサンゼルス港 ジーン・セロカ局長「貿易が減ると、この港での雇用機会も減る。大量解雇は行われないだろうが、仕事の機会や時間は減るだろう」

また、関税をめぐる情報が目まぐるしく変わるため、「ビジネスの決断を下すのがとても難しい」と語りました。

最終更新日:2025年4月29日 10:28