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日米韓“安全保障担当”高官協議がスタート

2021年4月3日 2:10

日米韓3か国の安全保障を担当する高官による協議が2日、アメリカのワシントン近郊で行われています。

協議には、北村国家安全保障局長、アメリカからサリバン大統領補佐官、韓国から徐薫国家安保室長が出席しています。

北村滋国家安全保障局長「(Q:どんな協議にしたい?)これから、やってみないと分からない」

協議では、アメリカが進め、大詰めを迎えている対北朝鮮政策の見直しが主な議題となる見通しで、同盟国である日韓両国との調整が行われます。アメリカ政府高官は、最近の北朝鮮によるミサイル発射もふくめ、「北朝鮮政策に関する全ての要素を話し合う」としています。

このほか、世界的に半導体不足が深刻化する中、対中国を念頭に供給網について話し合うほか、ミャンマー情勢、気候変動問題などについても意見が交わされる見通しです。

また日米の間では、今月16日に延期された菅総理大臣の訪米についても調整が行われます。