トランプ大統領、ハーバード大の非課税資格取り消す意向示す
アメリカ・トランプ政権を提訴しているハーバード大学をめぐり、トランプ大統領は2日、大学の非課税資格を取り消す意向を示しました。
ハーバード大学は、トランプ政権が求める多様性重視のプログラムの廃止などに応じておらず、政権が大学への助成金を凍結するなどの措置をとっています。これに対し、大学側は「措置は憲法違反だ」として、マサチューセッツ州の連邦地裁に提訴しています。
トランプ大統領は2日、自身のSNSで「ハーバード大学の非課税資格を取り消す予定だ。当然の報いだ!」と投稿し、改めて大学をけん制しました。
これに対し、ハーバード大学は声明で、「非課税資格を取り消す法的根拠はない。このような前例のない行いは、アメリカの教育に深刻な結果をもたらす」などと反論しています。
最終更新日:2025年5月3日 6:53