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台湾人「最も好きな国は日本」76%で過去最高 日本に対する意識の世論調査

2025年4月16日 10:47
台湾人「最も好きな国は日本」76%で過去最高 日本に対する意識の世論調査

台湾で日本に対する意識の世論調査で、「最も好きな国」に日本をあげた人が過去最高の76%を占め、1位となりました。

世論調査は、日本台湾交流協会が2008年から行っているもので、台湾に住む20歳から80歳の男女1520人を対象に、インターネットを通じて行われました。

「最も好きな国」では、日本が過去最高の76%を占め1位となっていて、前回2022年の調査から16ポイント上昇し、2位の韓国(4%)や、3位のアメリカと中国(ともに3%)を大きく引き離しています。

また、「最も親しくすべき国」も日本が過去最高の70%を占め過去最高となっていて、2位にアメリカ(13%)、3位に中国(11%)が続いています。

日本に対するイメージは、「自然が美しい」や「豊かな伝統と文化を持つ」「きまりを守る」といった好意的な回答が上位になっています。

現在の日台関係について77%が良好だと回答した一方、「最も心配している案件」は「日本と中国の関係」で24%を占めています。

具体的には、「日本が中国に近くなると日台友好が損なわれ、台湾の利益を害するかもしれない」や、「日本は中国の圧力や自国の利益のために台湾を支持しない」といった回答が上位にあがっています。

調査は去年12月末から今年1月上旬にかけて行われていて、中国が台湾周辺で軍事演習を繰り返すなど圧力を強める中、中国への警戒感が反映されたものとみられます。

最終更新日:2025年4月16日 10:48
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