英“法的規制解除”も感染者減 慎重に分析
イギリスでは先週、新型コロナウイルスに関わるほとんどの法的規制が解除されましたが、直近の7日間は連続で感染者が減りました。はっきりした理由はわかっておらず、イギリス政府は慎重に分析を進める方針です。
イギリス政府は、1日あたりの新規感染者が5万人を超えるなか、今月19日にロンドンを含むイングランドで、ソーシャルディスタンスなどほとんどの規制の解除に踏み切りました。
感染のさらなる拡大も懸念されていましたが、27日に発表された新規感染者は、およそ2万3000人と7日連続で減少しました。
晴天が続き、屋外で活動する機会が増えたことや、学校が夏休みに入ったことなど複数の要因が指摘されていますが、はっきりした理由はわかっていません。
ジョンソン首相は、感染が収束に向かっているのかを判断するには「時期尚早」としていて、背景を慎重に分析する考えです。