ファイザー“5~11歳に有効性90%超”
アメリカの製薬大手ファイザーは、新型コロナウイルスワクチンについて、5歳から11歳の子供を対象とした臨床試験で、90.7パーセントの有効性を確認できたとするデータを規制当局に提出しました。
アメリカのFDA=食品医薬品局にファイザーが提出したデータによりますと、5歳から11歳の子供を対象とした臨床試験で、発症を防ぐ有効性は90.7パーセントだったということです。
臨床試験では、偽薬を投与した750人のうち16人が発症した一方、通常の3分の1の量のワクチンを接種したおよそ1500人のうち発症したのは3人だったということです。
FDAは26日に専門家らによる諮問委員会を開き、5歳から11歳への接種を承認するかどうか判断する見通しです。