フランシスコ教皇の葬儀執り行われる 約25万人が追悼 バチカン
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀が26日、バチカンで執り行われました。
フランシスコ教皇の葬儀にはおよそ170の代表団と60人以上の首脳らが参列し、会場周辺にはおよそ25万人が集まって教皇を追悼しました。葬儀では、世界平和を祈り続けてきたフランシスコ教皇の「壁ではなく橋を築きなさい」という言葉が引用され、世界での戦争をやめるよう呼びかけられました。
葬儀の後、棺はコロッセオなどイタリア・ローマの名所を通り、集まった信者らが最後の別れを告げました。
棺を見た人
「ウクライナやイスラエルも含めて全世界に平和が訪れてほしい」
棺はローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に埋葬され、27日から教皇の墓が一般公開される予定です。次期教皇を決める「コンクラーベ」は来月6日以降に行われる見通しです。
最終更新日:2025年4月27日 0:55