赤沢経済再生相、2回目の関税協議へ 「ウィンウィンの関係になるよう」
アメリカのトランプ政権と関税協議を行うため、赤沢経済再生相がワシントンに到着しました。日本時間の2日、ベッセント財務長官との2回目の協議に臨みます。
赤沢経済再生相「一連の関税措置はとにかく見直してもらわないと、現在も我が国の経済に大変なダメージを与えつつある。ウィンウィンの関係になるような合意に向けてできる限り前進したい」
赤沢経済再生相は日本時間2日の朝、ベッセント財務長官と協議を行う予定で、当初の予定から滞在を1日延長して交渉に臨みます。
赤沢経済再生相はワシントンに到着後、現地を訪問中の自民党の小野寺政調会長らと協議に向けた準備を進めました。
自民党・小野寺政調会長「同盟国アメリカですから、両国にとってウィンウィンになることが大事」
自民党・小泉議員「(赤沢大臣は)非常に落ち着いていて、準備を重ねてきたというのがよく分かる」
関税協議でアメリカ側は、自動車や農産物の輸入拡大を求めるものとみられます。
日本政府は今回の協議で、輸入車の安全審査の手続きについて、簡略化できる台数を増やす案を提示する方向で検討しているほか、農産物では、大豆やトウモロコシの輸入拡大を検討していて、交渉カードになる可能性があります。