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フランシスコ教皇、死因は脳卒中とそれに伴う心不全

2025年4月22日 5:40
フランシスコ教皇、死因は脳卒中とそれに伴う心不全

ローマ教皇庁は21日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が死去したと発表しました。88歳でした。

ローマ教皇庁によりますと、フランシスコ教皇は21日、88歳で死去したということです。死因は脳卒中とそれに伴う心不全だとしています。

教皇は今年2月から1か月以上、入院し、肺炎の治療を受けていました。退院後は少しずつ公務を再開し、死去の前日には復活祭のミサに姿を見せ、世界平和を祈るメッセージを発信していました。

アルゼンチン出身のフランシスコ教皇は2013年、史上初の南米出身の教皇として即位しました。

2019年には来日し、長崎や広島の被爆地を訪問して、核兵器の廃絶を訴えました。

また、貧困層の支援や環境問題に尽力する姿勢などが世界的に評価されてきました。

フランシスコ教皇は簡素な木製の棺(ひつぎ)での埋葬を望んでいたということで、今後6日以内に葬儀が執り行われ、20日以内に次の教皇を選ぶ選挙「コンクラーベ」が行われる予定です。

最終更新日:2025年4月22日 5:42