ロシア軍、ウクライナ北東部をミサイル攻撃 34人死亡、100人以上けが
ウクライナ北東部で13日、ロシア軍の弾道ミサイルによる攻撃があり、34人が死亡し100人以上がけがをしました。
ウクライナ当局によりますと、北東部の都市・スムイで13日、ロシア軍の弾道ミサイル攻撃がありました。
これまでに34人が死亡、子どもを含む117人がけがをしたということです。
攻撃後の現場とされる映像には、車や建物から火や煙が立ち上り、路上には横たわる多くの人が映っています。
ゼレンスキー大統領はSNSで、「とんでもない悪党にしかこんなことはできない。ロシアは戦争を長引かせるためまさにこうしたテロを求めている」と非難したうえで「世界中から強烈な反応が必要だ」と、ロシアへの圧力を強めるよう呼びかけました。
EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長はSNSで「ロシアは国際法を露骨に違反する侵略者だ」と投稿した他、イギリスやフランスなども攻撃を批判しています。
アメリカは、ルビオ国務長官が声明を発表し、この悲劇はトランプ政権が戦闘終結にむけ多大な時間と労力を費やす理由を示しているとしています。