ミャンマー大地震から1週間、不明者の捜索活動が難航 バンコクで崩落のビル、鉄筋の調査
ミャンマー大地震から、きょう4日で1週間を迎えました。依然、多くの行方不明者がいて捜索活動が難航しています。
ミャンマー国軍によりますと、これまでの死者は3145人で依然、221人が行方不明のままです。
捜索活動が難航する中、人道支援物資などの不足も指摘されています。日本のJICAの医療チームも、甚大な被害を受けたマンダレーで活動を始めています。
ミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は、タイ・バンコクで行われている国際会議に出席して、支援を訴えていますが、地元メディアは国軍が停戦を宣言したにもかかわらず、空爆を続けていたと報じ、批判が強まっています。
一方、タイ・バンコクで崩落した高層ビルの現場では15人が死亡し、依然、81人が行方不明だということです。
記者「こちらの機械を使って、鉄筋の硬さなどを調べているということです」
タイ鉄鋼研究所はビルの鉄筋についての調査を進めています。初期段階の検査では、基準を満たしていない低品質の鉄筋が見つかっていて今後、さらに多くの鉄筋を検査し、本格的な調査を行う予定です。