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アメリカ軍、フーシ派が支配するイエメン西部を空爆 74人死亡

2025年4月19日 0:51
アメリカ軍、フーシ派が支配するイエメン西部を空爆 74人死亡

アメリカ軍が17日、イエメンの武装組織フーシ派が支配するイエメン西部を空爆しました。地元メディアによりますと、これまでに74人が死亡したということです。

アメリカ中央軍は17日、フーシ派が支配するイエメン西部の港を空爆したと発表しました。地元メディアはこれまでに74人が死亡、171人がけがをしたと伝えています。アメリカ軍は、この港がイランからフーシ派への燃料補給に使われているとして、フーシ派の経済的な基盤を弱体化させることが目的だとしています。

トランプ大統領は先月、フーシ派による紅海での民間船舶への攻撃などを問題視して、フーシ派への攻撃を強化するよう命じていました。

また、アメリカ国務省のブルース報道官は17日の会見で、中国政府の支援を受ける企業がフーシ派に衛星画像を提供しているとして非難していました。イギリスのフィナンシャルタイムズはアメリカ当局の話として、トランプ政権がこの企業の動向について中国政府に非公式に懸念を伝えていたと報じています。

最終更新日:2025年4月19日 1:31