米ワシントンで軍事パレード トランプ大統領の誕生日の開催に「私物化」批判も
アメリカの首都ワシントンで14日、トランプ大統領の誕生日にあわせて軍事パレードが行われました。
ワシントンから中継です。
自らの誕生日に軍事パレードを行ったトランプ大統領に対し、全米各地では抗議デモが行われ、まさに“アメリカの分断”を象徴する1日となりました。
軍事パレードはホワイトハウスの前の大通りで行われ、戦車や軍用車両、航空機に加え6000人以上の兵士が参加しました。トランプ氏は観覧席でパレードを見守り、時折、行進をする兵士に立ち上がって敬礼をしました。
アメリカ トランプ大統領
「他の国々は皆、勝利を祝う。アメリカもそうすべき時がきた」
トランプ政権はあくまで、陸軍創設250年を記念するパレードだと強調しますが、この日は、トランプ氏の79歳の誕生日で、軍の政治利用や私物化との批判の声があがっています。
パレードの費用は最大4500万ドル=日本円でおよそ65億円にのぼることなどから、ホワイトハウス前ではデモ隊が「アメリカに独裁者や王様はいらない」と抗議の声をあげていました。
沿道で取材しましたが、集まった人は当初の予想より少なく、パレードの途中で帰る人もいるなど、熱気は感じられませんでした。
軍事パレードはトランプ政権発足後、最大規模の抗議デモを引き起こしました。対照的な光景は、アメリカの今をそのまま映し出したと言えます。

