ミャンマー大地震あすで1か月 死者は3700人超、20万人以上が避難生活
ミャンマー中部で発生した大地震から、あす28日で1か月になります。これまでの死者は3700人を超えたほか、今でも多くの住民が路上での避難生活を余儀なくされています。
先月28日に発生したマグニチュード7.7の地震では、ミャンマー国内で日本人1人を含む3700人以上が死亡し、今でも100人以上の行方が分かっていません。
ミャンマー軍によりますと、地震の影響で6万3000棟以上の住宅が全壊するなどしていて、20万人以上が避難生活を余儀なくされているということです。
地震の発生後、軍と武装勢力が人道支援のために一時的な停戦を表明しましたが、その後も内戦は続き、物資の供給に影響が出るなど、復興の妨げになっています。
一方、隣国のタイ・バンコクでも建築中のビルが倒壊し、これまでに63人が死亡、依然として31人の行方が分かっていません。
24時間態勢で救助活動が続けられていますが、大量のがれきの影響で難航しています。