日系人強制収容所跡地で慰霊祭、米カリフォルニア州戦後80年
戦後80年の終戦の日を控え、太平洋戦争中、日系人が強制収容されたアメリカ・カリフォルニア州の収容所跡地で慰霊祭が行われました。
太平洋戦争中、アメリカでは「敵性外国人」とみなされた、およそ12万人の日本人と日系人が、10か所の収容所に連行されました。
記者「こちら、もともと強制収容所があった場所には、多くの人が集まっています。現在、慰霊祭が行われています」
およそ1万1000人が収容されたマンザナー強制収容所の跡地では26日、多くの人が慰霊碑に花を手向け、亡くなった人や当時の苦難をしのびました。
強制収容所で生まれた女性「私は、ここマンザナーで生まれました。(亡くなった)母のために来ました。母は体験を語ることができなかったから。死ぬまで毎年、来ると思う」
また、女性はトランプ大統領が不法移民を強制送還するために先月、「敵性外国人法」を適用したことにも触れ、「歴史が繰り返されている」と訴えました。
最終更新日:2025年4月27日 15:08