NYダウ971ドル安、FRB議長の解任示唆など受け 一時1300ドル超下落
トランプ政権によるFRBのパウエル議長に対する批判をめぐり、アメリカ・ニューヨーク株式市場ダウ平均株価は21日、一時1300ドル以上値を下げました。
21日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の週の終値から971ドル82セント値を下げ、3万8170ドル41セントで取引を終えました。
FRB=連邦準備制度理事会の金利政策をめぐり、トランプ政権はパウエル議長の任期中の解任を示唆しているほか、トランプ氏は21日にも自身のSNSで「今すぐに利下げをしなければ、経済が減速する可能性がある」と投稿するなど、圧力を強めています。
市場では、中央銀行の独立性が脅かされることへの懸念など、経済に対する不透明感が強まり、一時1300ドル以上値を下げました。
最終更新日:2025年4月22日 7:51