北京で幼稚園経営の日本人 拘束され強制退去に
中国・北京で幼稚園を経営する日本人が拘束され、強制退去となっていたことがわかりました。
関係者によりますと、北京市内で日本人児童向けの幼稚園を経営する日本人男性が今年、中国当局に拘束されました。男性は30年近く幼稚園を経営していましたが、許可された範囲を超えた業務をしていたとして、出入国管理法違反の疑いで拘束されたということです。その後、男性は国外退去処分となり、幼稚園は閉園しました。
園を訪れると看板は取り外され、北京に在住する日本人からは「突然、閉園になった」と困惑の声が上がりました。
今年に入ってから北京で長年ビジネスを行ってきた美容師など、日本人6人が相次いで拘束されていて、中国当局が摘発を強めているとみられます。
日本大使館は、資格外の活動をしないよう注意を呼びかけています。
最終更新日:2025年5月14日 11:11