アメリカのツイッター社が13日、臨時の株主総会を開き、起業家のイーロン・マスク氏と合意した買収計画を賛成多数で承認しました。ただ、マスク氏は合意を撤回する考えを示していて、両者は今後、法廷の場で争うことになります。

アメリカメディアによりますと、ツイッター社は臨時の株主総会で、マスク氏と合意した日本円で6兆3500億円あまりの買収計画を賛成多数で承認しました。最終的な投票結果は、アメリカの証券取引委員会に後日、届け出るということです。

ツイッター社の買収計画について、マスク氏は全ユーザーの5％未満とした偽アカウントの数の裏付けにツイッター社が十分に応じなかったとして、撤回する考えを示しています。これに対し、ツイッター社は買収の実行を求めて裁判を起こしています。