アメリカの運輸省は14日、JR東海が技術協力するテキサス州の高速鉄道の建設計画について、補助金を撤回すると発表しました。

JR東海が技術協力するテキサス州の高速鉄道は、日本の新幹線方式を採用してダラス～ヒューストンの2都市、およそ380キロを90分間で結ぶ計画です。

アメリカの運輸省は14日、この高速鉄道の建設計画について、「計画のコストは400億ドルを超えるとみられ、建設は非現実的だ」などとして、6390万ドル＝およそ91億円の補助金を撤回すると発表しました。

ダフィー運輸長官は「この計画は税金の無駄遣いだ」「今後も連邦政府の資金を節約し、効率を優先していく」などとコメントしています。