米ハワイ州、宿泊税引き上げへ 2026年から
アメリカのハワイ州は27日、気候変動対策のため、ホテルなどの宿泊税を2026年から引き上げることを決定しました。
AP通信によりますと、ハワイ州のグリーン知事は27日、気候変動対策の資金を調達するため、ホテルなどの宿泊税を来年1月から引き上げる法案に署名しました。
アメリカで気候変動対策のために宿泊税を引き上げるのは、ハワイ州が初めてということで、引き上げた分の税収は海岸侵食や山火事などの対策に使われる予定です。
今回の措置で、1日あたりの宿泊税は0.75%上乗せされ、当局は、引き上げた分の税収は年間でおよそ1億ドル、日本円でおよそ140億円になると試算しています。グリーン知事は「アメリカの他の州や他の国々も同様の行動をとる必要がある」と呼びかけています。
最終更新日:2025年5月28日 19:58