少年に事実と異なる説明を強要か ミャンマー“犯罪拠点”
ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点から今月保護された16歳の少年が、詐欺グループ側から、拠点について事実とは異なる説明をするよう強要されていたとみられることが分かりました。
捜査関係者によりますと、今月保護された愛知県の16歳の少年は解放される際、詐欺グループ側から、「ミャンマーでのことは言ってはいけない」などと口止めされていたことが分かっていますが、その上で、事実とは異なる説明をするよう強要されていたとみられることが新たに分かりました。
一方で、先月保護された別の拠点にいた17歳の少年も少年を連れ去った日本人の男から「組織のことをしゃべったらどうなるか分かるよな」などと脅迫されていたということです。
詐欺組織側が実態を知られないように、解放された人たちに口止めをしているとみて、警察が解明を急いでいます。
最終更新日:2025年2月27日 10:53