中国・広東省の深センで去年、日本人の男子児童が男に刃物で刺され死亡した事件で、死刑判決を言い渡された男について、刑が執行されたことがわかりました。

中国・広東省の深センで去年、日本人学校に登校中の男子児童が男に刃物で刺され死亡しました。この事件で裁判所は今年1月、40代の男に「故意殺人」の罪で死刑判決を言い渡しましたが、刑が執行されていたことがわかりました。

日中関係筋によりますと、21日、中国外務省が北京にある日本大使館に連絡したということです。

去年6月に江蘇省蘇州市で日本人親子が襲われた事件でも死刑が執行されたことが今月16日に伝えられており、いずれも日本人を狙ったかどうか解明されないままとなりました。