新ローマ教皇を選出…レオ14世に 初のアメリカ出身のプレボスト枢機卿
先月死去したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の後継者として、アメリカ出身の枢機卿ロバート・プレボスト氏が新しい教皇に選ばれました。現地バチカンから中継です。
新教皇が2時間前に姿を現した広場では、現在も多くの人々が残っていて、誕生の余韻にひたっています。
人々は新しい教皇の姿をこの目でみたいと待ち構えていたので、白い煙があがった時には喜びの声が一斉にあがり、涙を流す人もいました。
新しい教皇に選ばれたのは、アメリカ出身の枢機卿ロバート・プレボスト氏です。
プレボスト氏は69歳、初のアメリカ出身で、教皇レオ14世を名乗ります。
日本時間の午前2時過ぎ、集まった多くの信者の前に姿を現した新教皇は、全世界に向けメッセージを発しました。
この中では、フランシスコ前教皇への感謝を述べるとともに「平和があなたがた皆と共にありますように」と語りかけ、最後に祈りの言葉で締めくくると、広場一帯は大きな歓声に包まれました。
教皇を選ぶ選挙「コンクラーベ」は7日から始まりましたが、日本時間の9日午前1時過ぎ、教皇決定を伝える白い煙が煙突から上がりました。
新教皇は9日、初めてのミサを行う予定です。