アメリカ大使館の書記官が佐渡で曽我ひとみさんと面会 「拉致被害者の時間は限られている」《新潟》
アメリカ大使館で拉致問題を担当する書記官が13日、佐渡で拉致被害者の曽我ひとみさんと面会しました。曽我さんは「被害者家族の時間は限られている」と直接訴えました。
曽我ひとみさんと面会したのは、アメリカ大使館で拉致問題を担当しているジェローム・ライアン一等書記官です。
ライアン氏は12日、横田めぐみさんの拉致現場を視察していました。
面会では、拉致された当時の様子や消息がわかっていない曽我さんの母・ミヨシさんについて話を聞いたということです。
曽我さんは「被害者家族の時間は限られている」と訴えました。
〈拉致被害者 曽我ひとみさん〉
「拉致問題が一日も早く解決するように向こうにいる被害者の方そして日本で待っている家族の方も本当にご高齢になられていて一日一日本当に大切な時間だということをしっかりとお伝えいたしました」
〈米国大使館 一等書記官 ジェローム・ライアン氏〉
「私たちはやっぱり拉致の被害者の日本人が一日も早く(帰国)できるように日本政府の取り組みを支持します」
面会のあとライアン氏は拉致現場や当時曽我さんが船に乗せられた国府川の河口付近を視察しました。