小さく生まれた赤ちゃんと家族の育児を応援!「あきたリトルベビーハンドブック」交付 秋田県
小さく生まれた赤ちゃんとその家族の育児を支援するために作られたハンドブックの交付式が、県庁で行われました。
県は、母子健康手帳とあわせて子どもの成長に活用してほしい考えで、受け取った母親は「心配なことをハンドブックと照らし合わせていければ」と話していました。
小さく生まれた赤ちゃんとその家族の育児を支援するために県が作った、「あきたリトルベビーハンドブック」。
その交付式が、27日、県庁で行われ、佐竹知事や受け取る親子、それに作成に携わった関係者など約10人が出席しました。
あきたリトルベビーハンドブックは、生まれた時の体重が1500グラム未満の赤ちゃんや、早産で入院した赤ちゃんなどの家族のうち、希望した人が受け取れます。
6歳までの成長や医療の記録が記入できます。
さらに、小さく生まれた赤ちゃんを育てた経験がある保護者や医療機関からのメッセージなど、家族の心に寄り添ったアドバイスも掲載されています。
母子健康手帳とは違って、一人ひとりに合わせた形で成長を記録することができるため、家族と医療機関がその過程を共有して、それぞれにあった支援を考えることができるのが、このハンドブックの特長です。
佐々木晴香さんと娘の莉煌ちゃん(5歳)
「成長の面とか発達の面とか心配なことはまだまだたくさんあって、それをこのリトルベビーハンドブックを使って照らし合わせていければいいなと、今後思っております」
川村奈津子さんと息子の慧太ちゃん(1歳)
「いまいる人もですし、新たにほかの県からとかでも、秋田っていいところなんだなっていうふうに思って、これから子育てに、秋田に来ていただいてもいいのかなっていうふうに思います」
あきたリトルベビーハンドブックは、27日から、県内の3つの病院と各市町村の母子保健担当窓口で配布されています。
県は、母子健康手帳とあわせて、子どもの成長に活用してほしい考えです。