今月も食品値上げ…節約上手に聞く“食費浮かす”買い物ルール
生活に欠かせないお米や卵など食品の値上げが今月も続いています。家庭ではどのように節約をしているのか、食費を浮かせるスーパーでの「お買い物のルール」についてみなさんに聞いてきました。
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9日、都内のスーパーを訪ねました。
「この値段でこのグラムだったら、私だったら買いだなと」
物価高の中、自社ブランドの食品57品目を期間限定で値下げ。その“値下げ品”を狙って来たという人もいました。
また、メモを見ながら買い物している人がいました。
――区切っているのは
「売り場です」
店や売り場ごとに買いたいものを整理していたのです。
「セールがあっても、ポイントを考えると『あっちの方が安い!』とやめたり」
家計の見直しについて聞いたアンケートでは、「食費」が70%を超えて第1位です。
【見直したい家計の項目 食費72.8% 日用品42.9% 水道光熱費42.1% 出典:くふう生活者総合研究所(2025年3月調査)】
そこで、“食費を浮かす”マイルールを買い物の達人たちに聞きました。
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70代で1人暮らしの達人の“マイルール”は――
1人暮らし(70代)
「ちょっと買うと2000円超すからなるべく買わないように」
毎回、自分が決めた予算を厳守しているといいます。
1人暮らし(70代)
「こんだけ魚あってもさ」
――野菜も高い
1人暮らし(70代)
「高い。手にとってもきょうは高いなと思ったらやめる」
値段が高いものには脇目もふらず…
1人暮らし(70代)
「チンゲンサイ100円だと割と安い。だけど、きょうはごめんなさい」
――2袋100円
1人暮らし(70代)
「そうか、2袋だったか。私チンゲンサイ好きなのね。ニンニクと塩炒めにするとおいしい」
安いものを見つけ手のひら返しもありました。
買い物に関する意識調査では、「予算を決める」人は36.1%です。(アルファ調べ)
次の達人は、食べ盛りの高校生が2人いて、食費は5万円です。