【桐谷美玲が取材】保護者の負担軽減“手ぶらで通える保育園”着替えやオムツも全て無料…実現可能なワケ『every.特集』

千葉市にある認可保育園「キートスチャイルドケア桜木」を訪れました。
桐谷キャスター
「こんにちは、桐谷美玲です。よろしくお願いします」
統括園長・日向美奈子さん
「よろしくお願いします」
こちらの保育園では、およそ3年前から、保護者が助かる“ある取り組み”を始めたといいます。毎朝の登園風景の中に、その答えがありました。
それは…
桐谷キャスター
「今、登園されていましたけど“荷物”持っていなかったですよね?」
子どもを預ける母親
「上の子たちの(通園)時はお布団・お着替え、いろいろ持ってくるものがあった。(今は)本当に手ぶらで登園できる」
桐谷キャスター
「手ぶらでいいんですか?」
子どもを預ける母親
「子どもたちだけ預かってくれる感じ」
保護者が“手ぶら”で登園できるというものでした。一体どういうことなのでしょうか…? 一般的な保育園を利用するご家庭の朝にお邪魔しました。2人の子どものうち保育園に通っているのは3歳の長女だけですが、用意する荷物は・・・
母親
「きょうはちょっと多め、週初めで。新学期だから用意してほしいと言われた…」
父親
「上履きと上履き袋」
母親
「外遊びの時に着る上着と…」
着替えや手洗い用のタオル、お昼寝に使うシーツなど、多いときにはバッグ2つ分にもなるそうです。しかし、子どものペースで進む朝の時間、なかなか準備が進みません。生後3か月の二女からも目が離せないため、夫婦2人がかりです。さらに、新年度間近だったこの日、荷物の変更がないか最終確認も。
父親
「上履きは詰めて…リュックはまだいらないんだ」
やっと出発、と思ったら…
ママ
「外遊び用の靴どうする?持って帰ってきているよね?」
パパ
「持って帰ってきている」
危うく忘れ物をしそうになっていました。