"トマト"や”冷凍ゼリー”に食中毒リスク!? 暑くなるシーズン、お弁当は要注意! 菌の発生を防ぐには・・・?
お弁当の食中毒が気になるシーズン、リスクは思わぬところにありました。
15日の名古屋は最高気温26.2℃。3日連続の夏日です。
暑くなるにつれ心配なのはお弁当の中身。中区栄の「栄ロフト」の弁当箱売り場でも暑さ対策が進んでいました。
こちら一般的なお弁当箱に見えますが、なんとお弁当箱の蓋に保冷機能がついています。
栄ロフト 古賀悦子さん:
「これを冷凍庫で冷やして、翌朝、お弁当をつめた後に使ってもらえれば、お弁当箱が冷えるという商品になります」
他にも、おかずを冷やす専用の扇風機がありました。
粗熱をとらないままお弁当箱の蓋を閉めると結露が発生し痛んでしまうお弁当。
慌ただしい朝には時短につながるおすすめ商品だといいます。
栄ロフト 古賀悦子さん:
「気温が上がっていくにつれ、こういった商品を見られるお客さまがとても増えている」
ただ、そもそもお弁当で一番注意しなくてはいけないのは、具材。なんとお弁当の彩りに欠かせない野菜のトマトに危険が潜んでいました。
彩りのいい食材として万能なトマト。そんなトマトに関する注意点とは・・・食の安全性について研究する専門家に聞きました。
名古屋文理大学短期大学部 佐藤生一 名誉教授:
「トマトが危険ですね。ヘタがついてるトマトですと、よりリスクが高まります。ヘタのくぼみのところに菌がつくことが多いですから、ヘタをとって水分をよく拭き取ることが大切です」
トマトに限らず、野菜は加熱するか、生なら水分をキッチンペーパーなどでよく拭き取ることが大切。
更に、菌の発生を防ぐためには隣同士のおかずが触れないように、カップにいれることも効果的だといいます。
名古屋文理大学短期大学部 佐藤生一 名誉教授:
「とにかく手を洗ってください。いわゆるスマホを触るとか調理の時に触ったスマホに付いていた菌をまた(食材に)つけてしまうとかやりがちなんですけど、(手を洗うなど)そこまで徹底すると家庭の中でもリスクは下がると思います」